【スパイダーマン】最初から最後まで、トップギアのおもしろさ!最高峰のキャラゲーで大満足!【レビュー】

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今頃ですが「スパイダーマン」をやっとプレイして無事クリア!

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北海道の大地震の影響で長期に渡る停電により、購入したものモチベも落ちて、手付かずの状態だったのですが、クリアした後にもっと早くにプレイしなくて大後悔

とにかく最初から最後まで、ずっとトップギアで駆け抜けてたおもしろさでした!

「メインストーリー」に重きを置いたオープンワールド

クリア後で1番良いと感じた所の1つ!

メインストーリーがとにかく良かった!

ドンドン続きが気になる展開に引き込まれる内容で、黙々とプレイしてしまった!

このゲームいわゆるオープンワールドというジャンルに分類されると思うんですが、オープンワールドの中でもメインストーリーに凄く重点を置いてると思うんです。

常に軽口を叩き、NYを駆け回るスーパーヒーロー「スパイダーマン」。

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真面目で優しく、科学者の卵としても生活する青年「ピーター・パーカー

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このヒーローと青年の二面性をとても上手に演出していて、制作側からの愛をヒシヒシと感じます。

ただただヒーローとしての単純な格好良さを押し出す訳では無く、現在は元彼女で微妙な距離感のMJ、職場先で上司で敬愛するオットー博士、育ての親のメイおばさんなど、登場人物とのやり取りや関係性も深い。

スパイダーマンを取り上げる時の設定は高校生の時の彼が多いのですが、今作では高校・大学を卒業し、数多くのヴィラン達との戦いを経て、少し大人になった彼だからこそ見せる色々な葛藤やしがらみが、凄く丁寧に表現されてました。

高校生の頃の彼といえば、最近のスパイダーマンの映画「スパイダーマン:ホームカミング」を観た印象だと、15歳という設定もあってとにかく「若い!青春!爽やか!」って印象を自分は強く受けましたが、逆に、映画では凄くのその辺が良いんですけどね。

スパイダーマン・スーパーヒーローとしての1つのテーマ「大いなる力には、大いなる責任が伴う」というの言葉が、ゲーム内でもしっかり描かれており最後まで胸を打たれました。

余談ですが、オープンワールド系って色々とプレイしているんですが、オープンワールドってジャンルのくくりでも色んなタイプがあるんですが、サイドクエストとかサブミッションが結構ボリュームがある作品も多いですね。

ただ、今回のスパイダーマンはこのサイドクエストがかなり少ない方。じゃあボリューム不足で物足りないかと言われると、そんな事は一切ない感じない。

むしろプレイして感じたのは、サイドクエストはあくまでもサイド的な位置づけの要素として取り入れてるだけで、メインの話をしっかり追っかけてもらいたいって言うのが伝わる。

オープンワールドゲームが苦手な友人の理由に

オープンワールドって特有の自由度とか、サイドクエストが膨大にありすぎて、何していいか分からなくなるのよね・・・。

メインの進行の途中にサイドクエストをやっつけていくと、メインの物語の内容を忘れちゃうわ~・・・。

なんて話を友人から聞いて、この友人の理由が分からなくもないです。

自分は、スカイリムフォールアウトシリーズはどっかに散策してる最中に、その自由度の中であれこれ自分で勝手に考えてる時が好きだったりもします。

ただ、サイドクエストに関しては順番に徹底的にクリアしてからじゃないと次に進めないタイプなんで、どうしてもサイドクエストのボリュームが大きいとメインの内容がなんだっけ?となる時もあります。

ウィッチャー3などはそういう印象。サイドクエストがおもしろすぎてメインをしばらく放ったらかし状態。ただウィッチャー3はサイドクエストの内容も、メインの内容も濃すぎて凄いおもしろいですけどね。

今作のスパイダーマンは、オープンワールドが苦手とか普段プレイしない人だからこそ楽しめる内容だと思います。

スパイダーマンだからこそ可能な「移動」がとにかく楽しい♪

オープンワールドだからこそ活きたと思う。スパイダーマンの糸(ウェブ)を使った独特な移動方法。

これが凄く斬新で新鮮!

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最初はちょっと癖があるかな~なんて思っていたら、すぐに慣れてプレイして見ると実は直感的な感じで操作できたのが驚き、このスパイダーマンだからできた移動方法がとにかく楽しい!

無駄に街の中を飛び回り、暇さえあれば糸を引っ掛けて移動して、無駄にトリックを決めたり、低空飛行でウェブ移動を繰り返したり、何も考えずにNYの街を駆け回るのが1番楽しかったり。

今、思えばオープンワールドにした理由って、この独特なスパイダーマンの移動を活かす為のものだったのかな何て思ってます。

一応、ファストトラベルもあるんですが、これもスパイダーマンだからこそのコミカルさと細かい演出にニヤニヤ。

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普通にスマホをイジって地下鉄を利用してたり

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隣の人が「(スパイダーマンだよな・・・?)」って感じで見返してきたり

これ以外にも普通に地上を歩いていると、NYの市民から声を普通にかけられたりと、流石は「あなたの親愛なる隣人スパイダーマン」というだけあって、NY、アメリカを代表する。沢山の人に愛されたスーパーヒーローといった所。

「アクション」部分は少し難しめ?

アクション面なんですけど、意外だったのが結構アクション面が難しいという人が多かったみたいですね。

単純な戦闘部分はスピード感が結構あって、スパイダーセンスを使った反射的な動作が結構あります。普段からあまりアクションゲーを触らない人には難しいかもしれません。

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これに近い操作のゲームで、自分は「バットマン(アーカム・シリーズ)」「アサシンクリード」シリーズをやってきてたので、抵抗なくすんなりとプレイはできました。この手のゲームをやってきた人なら問題無しかと。

戦闘中も、とにかくジョークを交えて喋りまくりで、これぞスパイダーマンといった雰囲気もあって自分は割と好きです。

この他にも、ステルスでの進行パートや、QTEなども結構あったりしますのでこの辺の好みは少し分かれそうですね。

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MJのパートで、見つかれば即死とか、敵をおびき寄せたり背後から攻撃したりと「ラスト・オブ・アス」を思い出してしまった部分もありますがw

個人的には、QTEが苦手というか嫌いなので抵抗はありましたが、それでも苦にはならない感じで取り入れてる要素なので良しとしてます。(バ◯オ6よりは全然良い)

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それでも、アクションが苦手な人向けにちゃんと難易度も設定できるので、気にせずプレイできるかなと思います。

無駄に凝ってしまう「フォトモード」

個人的に嬉しかったのがフォトモード。映像がとにかく綺麗な今作で、このモードがある事が凄く嬉しい。

いたる所でパシャパシャとお気に入りの写真を撮って、自分の好きなように加工して、PSプロフィールのカバー画像に設定したり、SNSで公開してシェアしたりと、フォトモードだけでもお腹いっぱい。

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アメコミの表紙っぽいデザインとか

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自画撮り風にしてみたりとか

スーツの種類もかなり豊富で、フォトを撮るだけの為にスーツを着替えたりして、もうとにかく、こだわりだしたらキリが無い!

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お気に入りの一枚を撮るだけも価値は十分にありました。

圧倒的な映像美と、狩り機械獣がテーマのオープンワールドゲーム「ホライゾンゼロドーン」にもこのフォトモードがあって、こういった事にこだわる人にはたまらない作品でオススメしたいです。

まとめ

とにかく個人的には大満足!間違いなく次回作も発表するだろうといった伏線をしっかり残しての内容に期待がかかります。もうあのキャラが出て来たから次回作はこうなって・・・、今作ではあのヴィランは出て無かったし・・・とか妄想が捗ります。

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スパイダーマンに興味がなくても楽しめる。これを期にアメコミ作品に興味を持てる。興味をもったならマーベルの映像・マンガ作品に手を出して更に知識を深めたら、なおスパイダーマンが愛おしくなるかと思います。

自分は、ゲームの「バットマン・アーカムシティ」をプレイしてから、一気にバットマン熱が湧き上がって、それからDC作品・色々なアメコミ作品に触れるようになりました。

バットマンのアーカムシリーズもキャラゲーとしては個人的に最高峰だと思いますので、機会があれば是非プレイしてみて欲しい作品ですね。

今作のゲームを入り口に、マーベル系・アメコミ系作品に興味を持つのにはもってこいな作品かと、もちろんゲーマー、スパイダーマンファン方々としても納得できる作品となったのではないでしょうか?

PS4所持していてプレイしてなのには、あまりにももったいなさすぎる傑作でした。

【イマイチな部分】
・オープンワールド系(バットマンetc.)などをプレイしてると、どっかで見た事がある戦闘が多く感じた(爽快感とスピード感があって良し)
・サイドクエストの内容は確かに寂しいとも思う(ただメインシナリオが逆に活きてたのでアリといえばアリ)
・やり込み要素などは少なめ(2週目引き継ぎアリ、最高難易度Ultimateでメインシナリオのみ進行で10時間以内にクリア出来ました)

【オススメな部分】
・キャラクター愛を感じる内容(シナリオ・システム面での演出部分は最高)
・フォトモードやおまけ要素が楽しい(衣装の豊富さもかなり良い)
・アメコミ系やマーベル系に興味がない人でも十分に遊べる内容

おまけ

やっぱり今作のゲームにも登場してくれた「スタン・リー」お爺ちゃんw(マーベル作品の原作者)

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このスパイダーマンのゲームが出た時点で95歳という事に驚き!吹き替えは多分「千葉 繁」さんだよね?(間違ってたらすいません)

最後に、スパイダーマンを生んでくれたスタン・リーと製作者に感謝!凄い高齢ですが、これからも長生きして色んな作品にまだまだカメオ出演して欲しいですね。